ゼミ紹介

李ゼミは、ロジスティクス戦略、ロジスティクス・マネジメント、サプライチェーンマネジメントをテーマに日々ゼミ活動を行っています。学習・研究は学年入り交じり、入ゼミ年度別に進めるスタイルをとっています。

ゼミの中では様々な活動を通して上記のテーマに関わる専門知識の理解を日々深めております。学部のカリキュラム上、ロジスティクスの常置科目は設置されていないため、ゼミでは基礎教育から始まる4ステップを踏んで、最終的にはロジスティクスやサプライチェーンマネジメントをテーマとしたグループ論文を作成できるようにプランニングを組み立てています。

ステップ1では、ロジスティクス・マネジメントの教科書を反転授業方式で輪読し、突っ込んだ質疑応答と活発なディスカッションを通して基礎理論や概念を理解・習得します。英語の教科書も採用しています。これまではStrategic Supply Chain Management (by Shoshanah Cohen & Joseph Roussel)、Supply Chain Logistics Management (by Donald J. Bowersox, David J. Closs & M. Bixby Cooper), Logistics & Supply Chain Management (by Martin Christopher)などの英語版教科書を使いました。

ステップ2では、国内外企業のケーススタディを輪読します。現場に対する疑似臨場感を味わいながら、企業のロジスティクスにおける問題の発見・分析とソリューション策定のプロセスを学びます。この段階になると、ゼミ生は本格的にロジスティクス・マネジメントに興味を持つようになります。

ステップ3では、図書館の使い方や、資料の調べ方、データ収集や分析の仕方、現地調査の作法などを訓練したうえで、グループ分けして、各グループの具体的な研究テーマを決めます。

ステップ4では、本格的な研究プロセスに入ります。文献資料として何を押さえておくべきか、どのようなデータの収集が必要なのか、如何なる分析の枠組みを構築すべきか、毎週進捗状況を報告し細かく指導を受けながら作業を進めていきます。

完成した論文は必ず法政大学の学生懸賞論文に投稿し、また国内の他大学および海外の大学のゼミとインゼミ兼合同論文発表会を開催しています。1期から8期までは合計28篇を投稿し、そのうちの11編は受賞を果たしました。

李ゼミはゼミ生が主体となって運営しているので、入ゼミ試験や合宿のプランニングなどをみんなで協力し合いながら決めていくので連帯感があり、深い友情が涵養されます。ゼミ生同士も仲が良く、楽しい雰囲気の中で活動しています。また、一人一人役職が与えられているので責任を持って相応の役割を果たすことによりゼミに対する愛着が生まれます。

李ゼミは、2021年4月に10期生を迎えます。これまで築き上げてきたゼミの伝統を堅持しつつ、様々なことにチャレンジし新しい取り組みを行っていきたいと思っています。

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